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メッセージ

佐藤タイジ メッセージ

コロナもようやく落ち着いて本格的にフェスシーズンが到来しました。
みんなでドカーンと楽しくやりましょう!
今年のテーマ「Journalism」について説明が必要ですよね。

私の父は地元の徳島新聞に定年まで勤めていました。
晩年、昔の活版印刷の職人の話や輪転機(新聞を大量に印刷する機械)の話を懐かしそうにする父が大好きでした。
父は新聞という仕事に誇りを持っていました。それはロックスターとなった私にも確実に遺伝しています。

「自分の仕事に対する誇り」という側面と…
「ジャーナリズムへのリスペクト」
という側面があります。

ビートルズ、ボブディラン、ジミヘンドリックス、プリンスなどを聞いて育った私は「音楽はメディアだ」という考えに賛成なのです。

新聞やTV報道が一部の権力におもねるようになると社会から公平性が失われ貧富の格差が広がります。
当然です。そして権力に都合の悪いニュースは削除され我々の知らない間に「LGBT法」「入管法」のようなひどい法案が決まっていくのです。アベノミクス以降ずっと悪法が勢揃いしてます。
「種苗法」「沖縄基地問題」「特定秘密保護法」etc…。
この10年で日本は後退したのです。経済的にも民主主義的にも後退したのです。
日本のジャーナリズムは世界ランク74位です。
そんな今、隣国ロシアは戦争中です。
岸田首相は増税してアメリカからミサイルを買っています。私たちのお金です。
かつて日本はこんな感じで太平洋戦争に突入したのでしょうか?

「めんどくさい」「バカバカしい」「もう知らん」もちろんそうなんですよね。
でもね、今このまま放置しておくと戦地に行くのは私たちの子どもたちなんです。
無視できないのです。

「ジャーナリズムの復権」は渋谷の再開発よりも大事なテーマなのです。子どもたちの未来のために。

THE SOLAR BUDOKAN 佐藤タイジ