The Cavemans

The Cavemans

member

AKIYUKI(Vo)、I.D.(Gt)、なりた有輝(Bs)、Naoya-G(Dr)

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出会いは3年前、それはアマゾンの奥地のことであった。
現The CavemansのリーダーI.D.たちはまだ見ぬ未開の部族を求めて、ジャングルをさまようトレジャーハンター集団だった。
「あれは、僕らが飲み水を求めて洞窟の奥の泉にたどりついた時でした。物かげから突然、四つんばいで何か近づいてきたんです」(I.D.)
「そりゃ驚いたサ。だってソイツはまっ黒によごれた人間の子供だったんだから!でもその姿は狼…まさに狼少年そのものだった。コトバも喋れずに、ただ月に向かって吠えてばかりいて…」(なりた有輝)
「その雄叫びを聴いて体に電流が走ったんスよ。『こ、このシルキーボイスは…まるでジャクソン5時代の、無垢な頃のマイケルみたいじゃないか!』ってね」(Naoya-G)
衝撃を受けたI.D.探検隊一行は、狼少年を生肉でおびきよせて捕獲に成功。とりあえず近くの村から楽器を強奪し、音楽を奏でてみた。すると…狼少年は意味不明なコトバで、しかしリズムに合わせ歌いだした。天使が舞い降りたかのような透明な歌声に、村人たちは天に祈りをささげだしたという。
「みんなで顔を見合わせたよ。『これは誰の心にも響く100年に一人の歌声だ!』ってね。ジャングルなんか探検してる場合じゃない、早く日本に帰ってCD出して夢のロックスター生活や!って」(I.D.)
一行は即帰国。少年を西新宿のガード下の占い師をおどして千円でAKIYUKIと名づけてもらい、バンド名は「まぁ、洞窟で出会ったんだし」と「The Cavemans」に決定。
なかなか人間のコトバをおぼえないAKIYUKIに業を煮やし、見世物小屋に売り飛ばしそうになった時期もあったが、暴力も辞さないかまえで日本語をたたきこむと都内を中心にライヴ活動を開始。2012年にはAKIYUKIがノリやすいジャングルのリズムにほど近いレゲエをベースに、ソウルやファンク、ラテン・ミュージックを盛り込んだアルバム「DIAMOND」をリリース。夢のロックスター生活に向け、今年も歩みは止まらない!

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